飯塚商店街のなかでも百貨店のある一番の繁華街であったところに今も位置する重厚な建物です。この写真は裏通りに面した部分ですが、表通り(アーケード)側から見るとまたデザインも違って乙なものです。
十七銀行は現在合併により福岡銀行となっています。名称こそ変われど、同一の銀行が昔と同じ目的で建物を使用する例は、九州ではそれほど多くありません。それだけ地域に深く根を下ろした建物となっていることは、間違いないと思います。
玄関周りと軒部分に特徴的な装飾が見られます。黒タイルによる表面仕上げは建造当初からのもののようです。威厳ある銀行建築であるとともに、飯塚の往時の繁栄を物語る重要な建物だと言えるでしょう。いつまでも大事に使われて欲しいものです。(14.) |